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悲しみや苦しみ、救いを求めているのは人間だけですか?

悲しみや苦しみ、救いを求めているのは人間だけですか?

猫には人と同じ心があります。
悲しみ、苦しみ、そして痛み。

ただ必死に生きようとしているだけなのに人に脅かされる。飼い主と別れ、生きるすべを失ってしまう。そんな猫たちが言葉を話せたら何を訴えるのでしょうか?

一匹でも多くの子に救いの手を差し伸べたい。
一匹も見捨てたくない。

そう思ってもまだまだ私たちには力が足りません。
飼育場所、マンパワー、資金。苦しんでいる子たちを救うため、あなたの力を私たちに貸してください。

こぼれ落ちていく命を

一つでも多く救う

全国で行政に引き取られる猫は、年間およそ53,000頭にも及びます。(2019年度)  そのうち、半数を超える27,000頭が殺処分されています。

行政や民間保護団体・民間企業もこの問題に取り組みはじめ、売り上げの一部を寄付するなど支援の形も徐々に定着し始めています。しかし、より多くの保護猫に居場所を与えるためには、圧倒的に人の手と保護活動への認知が足りていないのが現状です。

2019年度の猫の引き取り数は53,342頭ですが、そのうちの10,403頭は飼い主からの持ち込みです。悲しいことですが、約2割の猫が飼育放棄されています。

人の手で消される命

保健所や動物愛護センターに持ち込まれる小さな命は、引き取り手や新しい家族が見つからなければ数日の間に殺処分されます。その中でも殺処分される猫の半数以上が離乳もしていないような子猫です。生まれて間もない命、必死で生きようとする小さな命の灯を消さないために私たちができることはまだまだあるはずです。

多頭飼育崩壊

多頭飼育崩壊とは一般的にはペットが増えすぎて適切に飼育できない状態のことを言います。近年、経済的な理由や社会からの孤立などが原因で、適切な飼育ができなくなる「多頭飼育問題」が社会問題となっています。猫は繁殖力がとても強く、不妊去勢手術を怠るとあっという間に増えていきます。多頭飼育崩壊が起きると猫たちは劣悪な環境で放置され、飢えや病気などの苦痛にただただ耐え苦しむことになります。
2024年7月現在、CATS WELCAREのシェルターでも多頭崩壊現場から猫27頭と犬1匹を保護しました。

不条理に失われる命を減らすために今できること

私たちCATS WELCAREとは

CATS WELCARE(キャッツウェルケア)は猫の保護活動をしているNPO団体です。身勝手な人間のために屋外の厳しい環境での暮らしを強いられている猫を1匹でも多くしあわせにするため、わたしたちは地道に活動を続けています。
猫に新しい家族を見つけること、それは猫のしあわせのためでもあり、また人のしあわせのためでもあると私たちは考えています。

活動内容 

すべての猫を保護してしあわせにできたら。それが私たちの願いです。けれど、野良猫の自然繁殖を許していると爆発的にその数が増えてしまいます。今いる命を救うには、数を増やさないことが大切です。厳しい環境で生きてきた成猫は人間を恐れており、無理に保護してもよりストレスの多い環境で過ごさせることになってしまいます。TNRはこういう子たちに不妊去勢手術を行い、その後テリトリーに返して地域猫としてその生涯を見守る活動です。活動の中で人慣れした成猫、人への恐怖を知らない子猫に遭遇した場合はできる限り保護します。

新しい家族へつなぐ活動

保護することがゴールではない
保護猫ルームにいるのは、保護された野良猫や飼育放棄された猫たちです。CATS WELCAREでは猫をケージに入れずできるだけ自然体で過ごしてもらうようにしています。お客様に一緒に遊び撫でていただくことが人馴れ訓練となり、新しい家族に迎えられる第一歩を踏み出すことができるためです。猫たちにとっての本当の幸せは保護されることではなく、大切にしてもらえる家族に迎えられること。譲渡が進むことで新たな猫を保護することも可能になります。また、里親にはなれない方でも遊びに来ていただいた際お支払いいただく施設利用料は猫たちの食事代や医療費になります。
高齢者の方への譲渡にも取り組んでおり、最近では「高齢者譲渡」についてデイリーニュースさんに取材をしていただきました。譲渡後も飼育上の悩みや問題などを共に考え幸せな生活のためのサポート体制を築いています。

新しい家族へつなぐ活動

保護することがゴールではない
保護猫ルームにいるのは、保護された野良猫や飼育放棄された猫たちです。CATS WELCAREでは猫をケージに入れずできるだけ自然体で過ごしてもらうようにしています。お客様に一緒に遊び撫でていただくことが人馴れ訓練となり、新しい家族に迎えられる第一歩を踏み出すことができるためです。猫たちにとっての本当の幸せは保護されることではなく、大切にしてもらえる家族に迎えられること。譲渡が進むことで新たな猫を保護することも可能になります。また、里親にはなれない方でも遊びに来ていただいた際お支払いいただく施設利用料は猫たちの食事代や医療費になります。
高齢者の方への譲渡にも取り組んでおり、最近では「高齢者譲渡」についてデイリーニュースさんに取材をしていただきました。譲渡後も飼育上の悩みや問題などを共に考え幸せな生活のためのサポート体制を築いています。

認知をひろげる活動

活動の第一歩は知ることから
近頃はメディアでも保護猫について取り上げられることが多くなり、虐げられた猫たちについて知っていただく機会も増えてきました。かわいそうな猫たち、そんな感傷だけで終わらせず一人でも多くの方に保護猫に関わっていただけるよう啓蒙活動にも力を入れています。私たちの活動を紹介する活動報告の定期刊行、ボランティアセンターでの講演、福祉関係者との勉強会、卒業猫を題材にした絵本、地域イベントへの参加などを通じて保護猫活動を身近に知り、参加していただきたいと思っています。

猫を飼育する高齢者宅で起こりやすい問題について、ケアマネージャーさん向けにセミナーを行いました。

私たちの活動、想いを込めたパンフレットです。スタッフ、ボランティアで作成しています。

ぼくはもっと生きていたい!CATS WELCARE卒業猫の実話を元にした、命と愛がテーマの絵本を販売しています。

認知をひろげる活動

活動の第一歩は知ることから
近頃はメディアでも保護猫について取り上げられることが多くなり、虐げられた猫たちについて知っていただく機会も増えてきました。かわいそうな猫たち、そんな感傷だけで終わらせず一人でも多くの方に保護猫に関わっていただけるよう啓蒙活動にも力を入れています。私たちの活動を紹介する活動報告の定期刊行、ボランティアセンターでの講演、福祉関係者との勉強会、卒業猫を題材にした絵本、地域イベントへの参加などを通じて保護猫活動を身近に知り、参加していただきたいと思っています。

猫を飼育する高齢者宅で起こりやすい問題について、ケアマネージャーさん向けにセミナーを行いました。

私たちの活動、想いを込めたパンフレットです。外部に委託せずスタッフとボランティアで作成しています。

ぼくはもっと生きていたい!CATS WELCARE卒業猫の実話を元にした、命と愛がテーマの絵本を販売しています。(クリックでリンクが開きます)

代表あいさつ

不幸な境遇の猫と
地域の人をつなぐことで
猫も人もしあわせに

私たちが暮らす社会の片隅で、たくさんの猫がまさに今も怯えながら暮らしています。猫は長い年月をかけて人と共生できるように飼いならされてきました。人の庇護のない暮らしは猫にとって過酷なものです。人と暮らすことが猫の本来の姿なのです。反対に猫と暮らすことで人もたくさんの幸せをもらいます。

「不幸な境遇の猫と、地域の人をつなぐことで猫も人もしあわせに」

それが私たちの目指す保護猫活動です。活動を始めたときは、自分にできることをただひたすらに精一杯やればいい、そう思っていました。ところが活動を続ければ続けるほど、次々に救いが必要な子たちの相談が増えていきます。力不足で受け入れることができなかった子たち。私の心には救った喜びより救えなかった後悔が積もっていきます。今私たちに足りないもの、それはこの社会の中で活動を続けるための力です。全ての猫が本来の幸せな姿になれるよう、どうか皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

川越里佳
現役の小児科医でありCATS WELCARE代表。動物保護活動に注力するため2017年に小児科医院を開業後、2019年NPO団体CATS WELCAREを開設。

すべての猫に迅速な医療と

適切な飼育環境を

命をつなぐために
あなたのご支援でできること

ご支援は金額の大小にかかわらず、猫たちを救うためにはとても重要で十分な応援になります。ぜひ、無理のない範囲でのご支援をお選びいただければと思います。

ご支援は金額の大小にかかわらず、猫たちを救うためにはとても重要で十分な応援になります。ぜひ、無理のない範囲でのご支援をお選びいただければと思います。

常に不足している物資

ご支援いただいた方の声

昔から猫が大好きで、野良猫が夏や冬に外で暮らす姿や多頭飼育崩壊などのニュースを目にするととても辛くなります。自分も何かしたいけど時間や体力的に余裕がない中、寄付という形で保護猫支援することを選びました。

私自身、保護猫3匹と暮らしています。保護猫支援になる活動はしたい、でもTNR やミルクボランティアなどは専門知識がないと手を出しにくいです。なのでその時その時に必要なものに使ってもらえるよう支援金を選びました。

私は絵の仕事をしていて、保護猫のポジティブなイメージを広めたいという思いから、絵の売り上げの一部を寄付しています。リハビリや治療が必要な猫ちゃんのお世話など真摯に取り組む姿に心を打たれ、少しでも寄付を通じてお手伝いがしたいと思いました。施設に訪れると、猫たちが安心して過ごしている様子を目にすることができます。これからも猫たちの幸せを願って支援を続けたいと思っています。

I've always lived with cats in my immediate environment, so I found out about shelters very early on. These organizations rely on our participation to offer cats the comfort and care (often expensive) necessary to give them every chance of finding a family for life. For me, making a donation to CATS WELCARE is a way of contributing to the cause, with the satisfaction of doing a good deed locally.
(訳)私は、いつも身近に猫がいる環境で暮らしてきたので、保護団体のことはかなり早い段階で知りました。シェルターは、猫たちが一生の家族を見つけるために必要な快適さとケア(猫の健康のため、高い医療費を支払う必要もある)を提供するために、私たちの参加を必要としている。私にとって、CATS WELCAREに寄付をすることは、ローカルで善い行いをするという満足感を得ながら、大義に貢献する方法なのです。

寄付に関するよくある質問

継続支援はいくらからできますか?

1,000円から継続支援がいただけます。1,000円以上は寄付フォームから金額をご選択ください。
(初回は寄付申し込み当日、2度目からは毎月1日が決済日となります)

継続支援ではなく、まずは手軽に寄付がしたいです。できますでしょうか?

はい可能です。ご支援頂く際「今回のみ」をお選びいただき、金額をご選択ください。

継続支援金ではなく物資で支援したいのですが・・・

ありがとうございます。
Amazon欲しいものリストから品物をお選びいただくことで物資でのご支援が可能です。

領収書の発行はできますか?

発行は可能ですが、CATS WEKCAREは認定NPO法人ではありませんので寄付控除の対象外です。
寄付証明書なども発行しておりませんので、ご了承ください。

救える命を諦めない

誰も足を踏み入れない下町のビル裏。汚水で悪臭の立ち込める場所でたまは生まれ育ちました。

下半身付随の子猫が1人で暮らしていると保護依頼を頂き私たちはたまに出逢いました。保護した場所は糞尿の臭いが漂うとても不衛生なところでした。ずっとここで這いずって生きてきたのだと思います。たまに何があったのかはわかりません。全身汚泥にまみれ、お尻と後ろ脚にはたくさんの褥瘡(床ずれ)ができ骨が見えるほどでした。そんなひどい状態で1人でどうやって生きて来たのか・・・。

小さなたまはとても気が強く、毎日傷の治療をする私たちに牙を剥き爪をたてました。たまの傷が癒えるのにも、心を開いてくれるのにも長い長い時間がかかりました。
私たちの願い。それはたまがこれ以上つらい思いをせず幸せに暮らせること。その思いが届き、たまは今、優しい家族のもとで暮らしています。
飛び上がることができなくてもおむつが取れなくても、そのままのたまを心から愛してくれる家族に出会えて、本当によかった。誰よりも幸せになってね、たま。

BBは真冬にシェルター近くの公園に突然現れました。
ちょっと怖がりながらも人が呼ぶと出て来て餌を貰いに来る子でした。風邪をひいているようなので保護してほしいと依頼を受け、保護を検討していました。初めて様子を見に行った夜は雨が降って凍るほど寒く、公園には暖を取れるような建物もなくBBの姿は見えませんでした。こんな寒さでどこに行ったのだろうと案じていましたが、深夜に出て来たので保護したと依頼主から連絡がありました。びしょ濡れでひどい姿でした。すぐに引き取って様子を確かめましたが、両目は腫れ上がって開かず、口から涎を垂らしていました。
エサを食べに寄ってくるとの話だったのに、指一本触れさせない威嚇ぶりに保護に慣れたスタッフも手を焼くありさまでした。ご飯は全く食べず、威嚇するばかり。とりあえず健康状態を確認するため病院に連れて行ったところ、下顎の左側の骨が折れていました。

ひどい口内炎などは見当たらず、どうして骨が折れたのかわかりません。最後にエサをあげてから保護するまでの間に彼の身にとても恐ろしいことが起こったことは確かです。
心も身体も傷ついたBBでしたが、スタッフとボランティアさんの手厚いお世話で再び人のことを信じてくれるようになりました。目も骨折もすっかり治りとても甘えん坊に。そしてついに優しい里親さんに巡り合うことができました。今は元気いっぱい幸せに暮らしています。おめでとうBB!

これまでに保護した猫の数

(2024年7月31日時点)

危険に怯え、空腹に耐える

すべての猫に安心安全な居場所を

危険に怯え、空腹に耐えるすべての猫に安心安全な居場所を

ひとつでも多くの命を救うためあなたのご支援が必要です

お礼状について

本来ならお1人ずつお礼状を差し上げるべきではございますが、お礼状を発送すると多額の諸経費がかかってしまいます。 いただいたお気持ちを少しでも多く猫たちの医療費に使わせていただきたいという思いから、ご寄付やご支援に対する個別のお礼状などは差し上げておりません。ご理解、ご了承いただきますよう何卒よろしくお願いいたします。