高齢者譲渡

これからも猫とともに暮らす日々を。
年齢や将来のことを考えて保護猫の里親をあきらめていませんか？
60歳以上でも里親さんになれます。

高齢者の方が猫を飼うメリット

猫と触れ合い一緒に過ごすとストレスの軽減や心の癒しに繋がります。家族や友人との交流が減って孤独を感じていても、猫はいつもそばにいてくれる存在で、孤独感を和らげる助けにもなります。ストレスや不安の軽減は心拍数や血圧を安定させる効果もあるそうです。また、猫との遊びやお世話によって、日常的な軽い運動が促進され、健康的な生活スタイルを維持する手助けとなります。

高齢猫の保護や譲渡の難しさ

今、高齢者の方が自身の健康上の問題で泣く泣く飼い猫を手放し、行き場を失う猫たちが増えています。当団体にもそのようなケースの保護依頼が相次いでいます。スタッフ一同受け入れられるよう頑張っていますが、多くの場合、猫も高齢で健康問題を抱えることもあるため、猫のお世話に手がかかることも敬遠されて里親探しも難しいのが実情です。
また、引き取り時に保護費をいただけないことも多く、猫を助ければ助けるほど譲渡が難しい猫たちの飼育費や医療費の負担が大きくのしかかっています。

高齢者の方への譲渡の可能性

一方でまだまだご自身も元気なのに、ご自身の健康や猫の将来を心配されて保護猫の里親になることをためらう高齢者の方もいらっしゃいます。そのように猫への思いやりのある方へ譲渡することで救われる猫が増え、また、猫を飼うことでその方の人生がより豊かになるならば、当団体の理念「ねこのしあわせのためにひとのしあわせのために」を体現できると考え、私たちは高齢者の方への譲渡を積極的に行います。

里親さんになるために

お話をお伺いして、里親さんの健康状態や生活環境など総合的に判断し、その方に合う猫をマッチングいたします。
譲渡条件をいくつか設けております。詳細は、お気軽にスタッフへお問合せください。
譲渡した猫の飼育に関して、お困りごとやご相談はスタッフがサポートいたします。

高齢者で里親になった方からのメッセージ

里親：H・Y様

幼少の頃から動物が好きで野犬の子犬を連れて家に帰り、母に必死で頼んで飼ってもらった記憶があります。仕事を辞めてから念願の犬との生活！

3頭いたのですが年齢的に次々亡くなり胸の中にポッカリ穴があいて、ただ何となく日々を過ごしていました。
知人から、代表が高齢者にも里親になってほしいとの考えをもって保護団体「CATS WELCARE」を立ち上げておられる事を教えて頂いたので、すぐに施設へ伺って「まつり（一目ぼれ）」と「リンク」を迎えることにしました。

2匹がとても仲が良く、一緒に遊んでいるのを見ると「良かった！」とつくづく思います。朝は大運動会で始まり、まつりの「出してほしい」の大きな鳴き声が続きます。

出してほしいといえば、まつりが外へ脱走したことがあり、すぐに「CATS WELCARE」の方がチラシを作成して持って来て下さったことはとても心強かったです。3日後に帰ってきてくれた時には、我が家を自宅と感じてくれていることが本当に嬉しかったです。
CATS WELCAREさんに感謝しています。